【企画で悩んだら】アイデアが出ない人が意識すべき4つの方法

もきち もきち
2019.06.17

こんにちは。もきちです。

アイデアを出すのって難しいですよね。

ゴールが見えないのに考え続けることは本当に大変です。

 

そこで、今回はアイデアを出せる人が意識している4つのことをご紹介します。

「アイデアが出ない」「考えるのが苦手」という方!

これを実践すれば、アイデアが出なくて悩み続けるようなことは無くなりますので、ぜひ試してみてください!

アイデアを自分で否定しない

これは、アイデアを出したい方に必ず約束して欲しいことです。

アイデアが出ないという人の中には、頭に浮かんだのに、これは違うなってすぐに否定して消してしまっている人が多いです。

 

「既にありそう」「実現できない」「おもしろくない」「ありえない」

こんな考えは頭から取り除いてください。

 

何でもいいので、思いついたことをすぐに取捨選択せずに、一旦置いておくことが大事です。

 

条件(枠)を設定すること

枠を付ける

まずは、自分の出したいアイデアに条件を設定しましょう。
〇新しいアプリを考えたい場合
→どんな場面で使うアプリ?
例)ちょっとした電車の待ち時間で使うアプリ

 

〇新しい商品を考えたい場合
→どこで使う商品?誰が使う商品?
例)自宅のキッチンで主婦が使う商品

 

〇新製品のキャッチコピーを考えたい場合
→製品のどの特長を一番伝えたい?ターゲット層の中でも、どんな場面のどの人に伝える?
例)伝えたい特長:安くて美味しい、明確なターゲット:学校帰りの高校生

 

どんな内容でも構いませんので、とりあえず条件を設定してみましょう。

アイデアは自由度が低い方が出やすい

制限がない状態でもアイデアが出ないのに、幅を狭めたらもっとアイデアが出ないじゃないかと考える方もいるかと思います。

でも、その考えは逆なんです。

 

実は自由に決められる範囲が広ければ広いほど、人は悩んでしまうんです。

 

アイデアを出すために何時間も考えてるのに何も出てこないという方は、場面や用途を絞り切れずに悩んでしまっている方が多いです。

アイデアを出す際、この「悩む」という行為は無駄になります。

「悩む」のではなく、「考える」ことに時間を割きましょう。

 

そのためにも、自分で条件を設定して、その決められた中で出来る限りのアイデアを考えてみることが重要です。

 

アイデアが出ないことも一つの結論

条件を設定して考えてみたけど、アイデアが出ない方もいるかと思います。

でも、出なかったら出なかったで大丈夫です。その条件の中には、今の自分が出せるアイデアは無いということがわかったんです。

 

だから、時間を置いたり、次は別の条件を設定してみたりして、また考えていきましょう。

 

アイデアは育てるもの。最初から完璧を求めないこと

アイデアは育てる

 

条件を付けたことでアイデアは考えやすくなりましたが、ありきたりな内容だったり、本当にできるの?って内容だったりしませんか。

例えば、電車の待ち時間で使うアプリという条件の場合、

 

「1分でニュースが見れるアプリ」とか

 

「電車が到着するまでの時間で見られる最適な動画を再生するアプリ」とかでしょうか。

 

誰でも思いつきそうなよくある内容ですね。

このアイデアをそのまま提出すれば、おそらく悲しい結果になるでしょう…。

 

でも、今のアイデアは、簡単に言えば仲間になったばかりのLv1のモンスターです。

そんな状態でボスに挑んでも勝てるはずがないので、ここからアイデアを育てていきます。

 

掘り下げること、広げること

それでは2つの方向性でアイデアを育ててみましょう。

「電車が到着するまでの時間で見られる最適な動画を再生するアプリ」を例に説明します。

1つ目は、設定した条件内でより良くなるにはどうすればいいかを掘り下げていく方向です。

 

例えば…

「近くの人が高評価した動画ほど選ばれやすくして、みんなと電車の待ち時間を共有する」

「動画のシークバーを電車にして右端を駅にすることで、動画再生終了と電車到着をシンクロさせる」

といった内容が考えられます。

 

2つ目は、設定した条件外でも使える内容に広げることで、より良くしていく方向です。

 

例えば、「電車が到着するまでの時間」ではなく、どんな場面の待ち時間でも使えるアプリにしてみましょう。

 

「設定した時間ぴったりな動画が流れることで、待ち時間を有意義に過ごすアプリ」はどうでしょうか。

 

20分で料理を作る必要があるときには「20分の料理レシピ動画」

プレゼン前の10分で「10分のプレゼン成功法動画」が見れたら便利かもしれませんね。

 

アイデアを育てる方法はこの2つだけではありませんが、慣れていない場合は方向性を決めて考えた方がやりやすい場合が多いです。

もちろん慣れている人は、方向性を定めずに考えてみても大丈夫ですよ。

 

0→1は大変。1→2は簡単

実は、アイデアをより良くしていくことは、アイデアを思いつくことより簡単だったりします。

やることが明確なので、悩むことが少ないからです。

 

もし、アイデアをブラッシュアップしても、満足のできるアイデアにならなかった場合は、

また別の条件を設定してアイデアを考えていきましょう。

基本はこれの繰り返しです。

 

全て書き出すこと

アイデアは書き出すこと

 

ここまでアイデアの出し方を紹介してきました。

さて、実際にアイデアを考えるとき、絶対にやるべき大事なことがあります。

それは、思いついたことを全て書き出すことです。

 

頭の中だけでアイデアを考え続けると、上手に思考が整理できません。

その結果、頭の中がぐちゃぐちゃになって、「もう無理だ!」「アイデアは出ない!」と逃げたくなってしまいます。

だからこそ、考えたことは全て書き出すことが大事です。

スマホでもパソコンでもノートでもチラシの裏でもなんでも構いません。

 

情報を目で見てわかる形」にしておきましょう。

 

さらに、書きだすことには、情報を整理すること以外に2つのメリットがあるんです。

セーブして、続きから

考えた内容を書き出しておくことで、いつでも続きから考えることができます。

この「続きから」が大事で、考えた内容を時間を置いてから見ることで、別の人からの視点で考えることができます。

なかなか考えが出てこないときは、一度セーブ(記録)して、翌日に続きから考えてみましょう。

1人でアイデアを考えるときには、このやり方は非常におすすめです。

 

今日の自分と、明日の自分と、明後日の自分。

3人で考えれば、新しいアイデアが生まれるかもしれません。

 

書き出すことで、「悩む」から「考える」へ

考えたことを常に書き出すようにしておくと、アイデアを出している間、常に手は動き続けることになります。

つまり、手が止まっている時間が長い場合、「考える」のではなく「悩んでいる」可能性が高いです。

手が止まっていると気づいたら、一度思考をリセットして、「例えば」「何で」「どうすれば」を頭にいろいろと考えてみてください。

 

最後に

良いアイデアは簡単に出せるものではありませんが、努力と工夫で誰でも出せるようになります。

アイデアが出ないと悩み続ける前に、少しやり方を工夫して挑戦してみましょう!

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