LINE Messaging APIをPHPで使ってみる

のえる のえる
2020.01.06

日常生活に溶け込んでいるLINEですが、実はプログラムから応答させることができます。
それが LINE Messaging API です。

 

今回はそんな LINE Messaging API をPHPから使ってみようと思います。

 

はじめに

今回はCURLを使ったプログラムに関する記事です。
PHPでCURLを使用する方法や詳細なオプションなどは公式を参照してください。

 

cURL / PHP Manual

開発環境

今回開発する環境は下記のとおりです。

 

PHP Version 7.1.11
curl 7.29.0

 

また、ライブラリの導入に Composer が必要です。
※Composerのインストールや使用については割愛します

 

Composerが使えない環境でComposer用のライブラリを使う場合は コチラ を参考にしてください。

今回の注意点

今回、LINE側からメッセージを受信するために、公開されているURL(SSL Webhook URL)が必要です。
公開サーバーの用意が難しい場合は ngrok というサービスがありますので、導入してみてはいかがでしょうか?

LINE for Bussinessを用意

LINE Messaging APIを使用するには Line Developers に登録する必要があります。
下記URL内の「今すぐはじめよう」から LINE Bussiness アカウント を作成しましょう。
(既にお持ちの方はスキップできます)

 

LINE Bussiness ID を作る

 

次に LINE Bussiness アカウントとLINEアカウントを連携 します。

 

コチラからLINEアカウント連携をしましょう。

注意

LINEアカウント連携をしないとLINE Messaging APIが使用できません

LINE Messaging APIを設定する

Channelを作る

LINEアカウント連携が出来たら、いよいよLINE Messaging APIを使うことができます。

 

まずは Channel を作成しましょう。

 

コチラから新規でChannelが作成できます。

 

入力内容は下記のような感じです。

登録内容

【Channel type】
「Messaging API」を選択
【Provider】
作成済みのプロバイダーを選択 or 「Create a new provider」で新規プロバイダを作成
【Channel name】
作成するチャンネル名を入れる
【Channel description】
作成するチャンネル詳細を入れる
【Category】
チャンネルのカテゴリを選択
【Subcategory】
チャンネルのサブカテゴリを選択
【Email address】
チャンネルに関する重要なお知らせを送るメールアドレスを入れる
【I have read and agree to the LINE Official Account Terms of Use】
LINE公式アカウント利用規約を読んでチェックを入れる
【I have read and agree to the LINE Official Account API Terms of Use】
LINE公式アカウントAPI利用規約を読んでチェックを入れる

これでChannelが作成できました。

Channelの詳細設定をする

チャンネル設定画面から詳細を設定しましょう。

 

作成したチャンネルの詳細にある「Messaging API」をクリックし、詳細を設定していきます。

Webhookを設定

Webhook settings の 「Edit」 をクリックし、公開しているWebhookURLを設定します。
ここには後ほど作るPHPプログラムを設定しますが HTTPS(SSL対応済み) である必要があります。

 

最後に、設定後に出てくる Use webhook のボタンをオン にします。

Channel access tokenを有効化

Messaging APIの下部にある「Channel access token」の「Channel access token (long-lived) 」から「Issue」をクリック。
発行されたトークンは PHP側のプログラムから使用します ので、控えておきましょう。

PHPからLINE Messaging APIで返事をする

いよいよ本題、PHPからLINE Messaging APIを利用してみましょう。

 

まずはWebhookで設定したファイル名で、PHPファイルを作成します。
※https://www.example.com/ の場合はindex.php、https://www.example.com/test.php の場合はtest.phpです

 

 

 

この他にも通知も設定することができますので、興味のある方は試してみてはいかがでしょうか?

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